Cybershot HX9V 覚え書き#3 [digital camera]
PMBその後
案外好印象で使っています。よい点として。
1.動作が速い
Picasa以前の標準アプリって、表示速度が余りにもっさりで使う気になりませんでしたがPMBはこれが十分実用範囲。サムネイル表示や画像表示、カレンダービューやインデックスビューの切り替えもサクサク動いて、ビューワとしての基本体力はなかなか高いようです。
2.ファミリーユースでは評判のいいカレンダービュー
年単位、月単位に切り替えられるカレンダービューは、イベントと写真がぱっと見ひも付けしやすくいい感じです。月単位で表示していると日付フォルダ内の写真のサムネイルが1秒単位ぐらいで更新されるので、日付がうろ覚えでも撮った画像にたどり着きやすいです。
3.インデックスビューは普通だけど手堅い感じ
フォルダ単位(YYYY-MM-DDというフォルダで管理してます)のブラウジングはインデックスビュー。こちらもサクサクしてますし、サムネイルの大きさや詳細情報表示など一通りのモードも揃ってます。
4.連携ソフトもLaunch可能
あたりまえが各種ソフトを登録して起動できます。
5.印刷、公開、ディスク作成などソリューション完備
データとしても写真としても最終配布まで一応完備。SNSやフォトクラウド系へのアップは一部手動で追加できるようですが、使い勝手までは未検証です。
と、Picasa以前の写真管理ソフトの印象しかなかったせいもありますが、かなり使い勝手がよいのに関心。他メーカーのRAWファイル(LUMIX GF1やSD15など)が表示も編集もできないので、使いどころは限られますが家族でシェアして使うには十分使い勝手がよろしいのでは、と思います。
ちなみにファイル管理は下記のような感じです。
Eye-Fi → 母艦PC → DropboxのPhotoフォルダ → 他のPCで共有
→ Flickr
FlickrかDropboxにアクセスすれば他のデバイスでも閲覧可能。写真データの冗長化は5重ぐらいになってます(^^;
本文と関係ありませんが、けっこう寄れるHX9V。換算60mm(2.5倍ズーム)ぐらいでこれぐらいは余裕。Auto WBはけっこう漂白系ですね。
Cybershot HX9V 覚え書き#2 [digital camera]
■最近の写真管理ソフト(?)
データとして管理するのか、プリントとして管理するのか、はたまた撮ったことすら忘れてしまうのか…
デジタルカメラになって「写真管理」をどうするか、という新たなやっかいごとが発生したのではないかと思います。
銀塩時代であれば「撮る→ラボで現像・プリント→(配布)→アルバムに保存」という一連の流れで「写真管理」と言い切ることができたと思います。あくまでも「紙焼き=写真」の管理が写真管理。ネガやらポジはスリーブに入れたままで、あくまでも紙焼きが主。
もちろん、趣味なり業務なりで写真に携わるスタンスの人はこの限りではありませんが、多くの、まさしくHX9Vあたりを「全部入りデジカメ」として家族で1台買う層にとっては「紙焼き=写真」だと思います。彼らはHX9Vで撮ったメディアをセルフラボの端末に突っ込んで、窓口でプリントをもらって、それを管理する。あるいはフォトブックにしてそれを管理する。
一方で、写メールあたりから写真に入った人にとって紙焼きは副次的な目的で、あくまでメールでハンドリングできるデータの管理が写真管理なのかもしれません。
まぁ、そういうそのために、写真管理という言葉一つ取り出してもとらえ方が様々でメーカーとしてはデジカメの使い勝手と同じく重要になるのが標準添付の「写真管理ソフト」なのかな、というのが今回の意匠。
HX9VにはPMB(Picture Motion Browser)という「写真管理ソフト」がついてます。
サイバーショットだけではなくハンディカム、αシリーズ、フォトプリンターにも標準のプラットフォームのようです。
最近の写真管理ソフトってどの程度のものよ?という単純な興味から使ってみることにしました。
Cybershot HX9V 覚え書き#1 [digital camera]
■充電環境
最近流行の本体USB充電である。
つまり外付けバッテリーチャージャーはつかない(オプション)。
そして、USBケーブルは当然のごとく独自規格。
そんなことにいちいち目くじら立てていても仕方ないので、サードパーティのバッテリーチャージャーと、ついでにロワジャパンの互換バッテリーを2つアマゾンから調達。
全部足しても純正バッテリー1個分より安いのはご愛敬。
■電源ボタン
ON/OFFボタンの位置はNG。中央によりすぎて右手だけでスイッチを入れられない。
右手でグリップするとギリギリひとさし指がかかるあたりにあるCUSTOMボタンと入れ替えるべきではないか。
S90/S95のひそみに習い、次のモデルでは入れ替わってたりするのかも。
■起動…
昨今のデジカメとしてはかなりレスポンスが悪い。
電源を入れるとパイロットランプが点灯するが画面はブラックアウトのまま。レンズが動き出し2秒ほどするとCybershotのロゴがでて、そこからまた2秒ほどしてやっと撮影スタンバイ。
ふと思い立って、Eye Fiカードを抜いて普通のSDカードに差し替えてみると、Cybershotのロゴを見ることなく撮影可能に。
再度Eye Fiカードに戻すと、今度はロゴはでず…
この辺のロジックがいまいち見えないが、長いときで5秒、短くても3秒は待たされるようだ。
昔取った杵柄? Nikon P7000 #1 [digital camera]
最近のカメラ事情です。
普段使いのPanasonic GF1(メインはG 20mm/F1.7)はリビングでスタンバイ。子供のスナップや食事メモぐらいしか使わないので、画角は少し狭いけど明るくなによりレスポンスよく使えるところが気に入ってます。
たまには光学ファインダーでものぞくかか、とか知り合いの依頼でカメラ班なんてときにはSIGMAのSD15+17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM。こいつのRAW現像は楽しいのだけど、実際問題日常的に関われる時間も限られており、結果「代打の切り札、ただし使いどころはごくわずか」という有様。
鞄には気が向いたときにはRICOHのGX200を入れてましたが、実際取り出す頻度はごくまれ。
そんな折、NikonからP300というデジカメが出たあたりからこのお話は始まります。
もっと光を#3 [digital camera]
昨日は出張でiPhoneのキーボードで苦労しながら草稿書いてさてエントリーしようと思ったら、So-netブログのエディタはどうもiPhoneのSafariに対応していないようで、「オーマイガー!」となった勢いでVAIO type Pを買ってしまった相変わらずこらえ性のない私です。
さて、続き。
X1については「いかにもライカ」なデザインを除くとほぼ現状欲しい通勤鞄デジカメの条件を満たします。
価格的にメインのK-7を超えちゃうあたりが笑わせるところですが、そんなことに拘泥する自分でもなく、これは行かなくちゃ! と思ったものの発売が年末!っていうじゃないですか。ショック。
そこまで引っ張られるなら途中のPowerShot S90あたりで無聊感をなぐさめつつ、しばらくはiPhone 3GSのカメラでお茶を濁そうか、と思っていたところで、見かけたのがこのページです。
DP2なんて全くのノーマークでしたから、インプレにあるすべてのキーワードが素直に心に入ってくるわけです。
と同時に、X1ってスペック的にはDP2によく似てるのね、と。
- E-P1やGF1よりコンパクトなサイズ
- (なのに)APS-C相当のイメージャ
- 欲しいと思っていた画角(35mm前後)
- (趣味性はともかく)外観カスタマイズの素材になりやすい
- 背面液晶がショボイ
- バッテリが短命
もっと光を#2 [digital camera]
くだらないネタで引っ張るな、といわれそうなので早速種明かし。
- K-7といいパートナーになりそうなデジカメ
- 通勤鞄デジカメ
- 多少の撮影に関与できる余地
もっと光を! [digital camera]
先週末は新しいデジカメがいろいろ発売されましたね。
Sonyらしい!と絶賛したDSC-WX1とか、ポケッタブル運動会デジカメ最右翼のCX2とか…
ええ、出かけましたよ。カメラ系家電量販店へ。そして買いましたよ…
こいつを!
えええ?
こいつ?
ブツ撮りがしたい! [digital camera]
Leica X1 [digital camera]
発表されましたね。デジカメWatchより。
W | H | D | 本体 | |
X1 | 124.0 | 59.5 | 32.0 | 286g |
GRD III | 108.6 | 59.8 | 25.5 | 188g |
DP2 | 113.3 | 59.5 | 56.1 | 260g |
DMC-GF1 | 119.0 | 71.0 | 36.3 | 285g |
E-P1 | 120.5 | 70.0 | 35.0 | 335g |