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Klipsch image X10雑感② [day by day]

> ◆色・形・サイズ

本体はアルミだそうです。失礼しました。

◆音

第一印象、かなりいいですね。

Triple.fiで、低域の耳エージングが進んだこともあるかと思いますが、望外に低域が出てます。さすがにTriple.fiのツインターボエンジンに比べれば、そのトルク間は腹を揺るがす、とはいきませんが、ER-4Sでは楽しめなかった低域に音域を広げてくれます。

例の『車輪の唄』のベースラインもドラムもしっかり楽しめますね。そしてTriple.fi比較でうれしいのは、中域が濁らないというか引っ込まないところ。

その後勉強しましたが、マルチユニットだとどうしてもユニットのつながり=クロスオーバー領域=中域? あたりにネガとはいわないまでも、癖が出やすいようです(さもありなん)。

あれから、ずっとエージングを続けていたTriple.fi、高域も出るようになってきたし低域のボワつきもしまってきたのですが、やはり中域が引っ込んだ感は否めませんでした。しかし、一方では低域のベースラインが元気なので、中域の引っ込み感には目をつぶって「音楽に乗る」楽しみが見つかりました。

昨日の夜は寝る前の1時間ほどを「たまにはER-4Sで耳直しするか(^^;」と思ったのですが、どうも、Triple.fiに慣れた耳には「乗れない」んですよね。リズムやビート感もさることながら、低域が出ていることで音楽の足腰がシャンとするじゃないですか。その感覚がER-4Sには薄く、なんか聞いていて落ち着かなくなりました。

結果、Triple.fiを引っ張り出して、「うんうん、これもありだよね」と。ER-4Sは、音そのものの粒だちや大きさなんかをそのまま楽しむのに対し、Triple.fiでは全体として音を楽しむという印象でしょうか(小学生みたいな感想ですが)。

と、そんな風に、ER-4Sの解像感マンセー!からTriple.fi的なネガはあっても楽しい音楽系に耳がシフトしてきたんでしょうね。X10は、そういう意味で言うならER-4SのいいところとTriple.fiのいいところをバランスよくミックスした印象です。

低域もそれなりに出ているし、中域のつながりの悪さもない。高域もそれなり。解像感も悪くない。両者それぞれのよいところとピンポイントで比べれば、イマイチなのは十分承知しても、なかなかに得難いキャラクターですね。

と、まだまだエージングも終わってないのに早計な… けど、ER-4Sより気軽に、Triple.fiほど気張らず、サラリと着こなせるX10は、ずっと探していた理想のIEMなのかもしれませんねぇ。Lotus Eliseっちゅーか(しつこい!)。

いや、一度ご試聴あれあれ。
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