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Westone UM3Xインプレby Bancho K #2 [day by day]

<筐体外観>
UM3Xの方がW3よりひとまわりスリム化されています。外から見える側は磨りガラス様のスケルトンで、なんとなくドライバユニットが見えるデザイン。
W3のナスカ地上絵みたいな妙な絵が無いのでスッキリしていますが、今時スケルトンかよ!という人もいるかもしれません。
外側、中側ともに「Westone」とエンボスされ、W3よりブランドの自己主張が強くなっています。
便利になった点は、筐体外側に赤と青のドットがつき、左右の視認性が容易になったことです。W3は「R]「L」と内側に小さい刻印があるのみでじっくり眺めないと左右を間違ったりしましたがUM3Xでは、そういった手順は不要になりました。ドットに入れているインクが筐体のドットへこみからはみ出しているのはま、Made in USAのご愛敬ということでう。

そうそう、筐体スリム化にともない、頭側というか内側はW3に比べてフラットになっており、さらに筐体から伸びるノズルの角度も変わったために装着感が改善され、全体が小さくなったこともあって、フィット感が向上すると共により奥にチップが挿入でき、遮音性も若干ですが向上しています。
また、筐体材質も変わっていますので筐体を通じての外部雑音伝播も減少している感があります。W3は共振しやすい材質でしたから。

ちなみにプラグ部はW3とUM3Xで驚くべきことに微妙に大きさが異なります。
無駄な話ですが金型は共通化されていません。
ケーブルやY分岐部、ユニットへの装着部の樹脂は同形状ですので、プラグ部に何らかの抵抗が仕込まれたのかもしれません。

あ、ケーブル材質、長さはW3、UM3X同等です。

<スペック>
UM3X
重量:2.9g(イヤーチップなし片側ユニット)
インピーダンス:56Ω
出力音圧   :124dB/mW
再生周波数領域:18 Hz -20 kHz

W3
重量:3g(イヤーチップなし片側ユニット)
インピーダンス:30Ω
出力音圧   :107dB/mW
再生周波数領域:18 Hz -20 kHz

本体(イヤーピース部)の重量はスリム化もあってUM3Xh2g台、W3は3g超です。
UE Triple.fi 10 Proの5g台に比べれば軽いですがUM3Xはさらに軽くなり、疲れにくい&自重で外れにくいと言えます。
UM3Xは上記スペック通りW3比(Triple.fi 10 Proでも32Ωですから)かなりハイインピーダンスになっています。


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